私たちは新潟・燕三条で120年以上続く、はかりメーカーです。
キリンの体重から、パンの材料まで。
ボクサーの体重から、空港の荷物検査まで。
正確に重さをはかり続けることで、
命を、食を、健康を、安全を、美味しさを、喜びを。
あらゆるものを守っています。
はかりは、正確で当たり前。1kgは1kgで、当たり前。
その当たり前を、頑なに守り続けて120年以上。
私たちの仕事は「守る」という挑戦でもあります。
例えば、私たちが製造している「トラックスケール」
走行するトラックの積載量を計量し、交通の安全を支えています。
そして、はかりは製造して終わりではありません。
定期的にメンテナンスをする。
重さの精度を保ってこそ、はかりは社会を支えられます。
24時間、365日。
変わらない重さを届けること。
世の中のはかりを止めないこと。
田中衡機の仕事は「守る」ことなのです。
また、困っているご相談を受けて、
オーダーメイド製品をつくるケースも多くあります。
「船の上でも正確に使えるはかりがないと、
海外で獲った魚を日本に運べないんだ。」
「畜産業を営んでいるが人手不足がひどく、
効率化しないと経営が続かないんだ。」
こういった声にお応えして、
船上スケールやデジトンDTという新製品も開発しました。
「はかり屋」魂で、産業の基盤を守り続け、
人と人とを信頼で紡ぎ、今よりも幸せな世界を育む。
この使命のもと、
私たちはこれからも「守る」という挑戦を続けていきます。
私たちは「田中衡機のはかり」っぽい人を探しています。
どんなモノでも正しい重さを示す「誠実さ」
揺れる海の上でも測ろうとする「粘り強さ」
必ず時計回りに針を進める「前向きさ」
自分から測りたい重さを探しにいく「主体性」
※実際にそんな「はかり」はありませんが、
それくらい気持ちを込めて作っています。
重さを測りながらも、同時に重いモノを運ぶような「思いやり」
どんなモノとも相性良く数値を出す「協調性」
ピンときたそこのあなた、ご応募をお待ちしております。
さあ、ともに「守る」という挑戦へ。
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総務部 | 遠藤 玲佳
生まれも育ちも、燕三条。お世話になった地域のものづくりに携わりたいという思いが、学生の頃からありました。TANAKAは、たまたま合同説明会で出会ったのがきっかけ。歴史あるメーカーにも関わらず、IoTやAIを活用し、未来を見据えて挑戦しようとしているところに惹かれました。決め手は、人柄、社風の良さ。ただあたたかいというだけではなく、社員の皆さんと話していくうちに、「あなたと一緒に働きたい」という真摯な気持ちを感じたんです。まだ明確にやりたいことが見つけられなかった私でしたが、「私もこの人たちと働きたい」と強く思いました。入社してからわかったのは、信じて、任せるという文化。どの部署も基本は「まずはやってみなさい」の文化です。最初は少し戸惑いもありましたが、信頼してもらえるのが嬉しかったし、いろいろな経験を早くから積ませてもらったからこそ成長できたと思います。ただし、「ぜんぶ一人でやってやろう」は大間違い。1,2年目の頃は、うまく役割分担できなかったり、タスクを抱え込んだりしてうまくいかなかったこともありました。任せるところは任せる。助けも借りる。いろんな人と力を合わせて、物事を成し遂げられるところが、TANAKAの良さだと思います。
入社から4年半ほどは、営業企画課という、営業がよりよいパフォーマンスができるよう裏方でサポートする部署にいました。カタログ作成やHPの管理、展示会のコーディネートなど、幅広い仕事を経験する中で実感したのは、TANAKAの営業は「人と人」の関係性を大切にしているということ。電話での丁寧なコミュニケーションから、お客さまの要望に応えようとあらゆる方法を模索する姿勢まで。そうした積み重ねで、お客さまとの深い関係値が築けているのだと思います。
現在は、総務部に異動し、採用・広報・教育関連を担当しています。営業はもちろんのこと、開発も製造も、どの部署も人でできていますから、採用はTANAKAの未来をかたちづくる重要な任務だと思っています。TANAKAらしい社風やマインドは受け継いでいきつつ、新しい視点や価値観を持った方も加わって、みんなでTANAKAの未来をつくっていきたいです。また、採用するだけでなく、組織の体制を整えていくことも大事。これから仲間になる方たちがより働きやすく、成長できる教育体制づくりにも、力を入れているところです。 -
営業部 | 坂田 大介
様々な業界のお客様のお困りごとを「はかり」を通して解決するのが私達の仕事です。ただはかりを売るだけでなく、あらゆるお客様のご要望に自信を持って提案するために、大切にしていることが2つあります。1つ目は「お客様を理解すること」。私は極力、直接現場に行って、見て、聞いて、お客様の現状の課題を理解するように心がけています。2つ目は「社内メンバーに相談すること」。私1人で幅広い知識を詰め込むことは不可能なので、社内のそれぞれのプロフェッショナルに相談し、お客様への最適な方法を見つけるようにしています。たとえば、とあるお客様から、ぽつりと「こんな事ができたらいいな」というご意見をいただいたら、「これは他でも需要があるかも」と仮説を立てる。その仮説を元に、社内の皆さんに相談しつつ自分でも勉強する。その後、他のお客様にも「こんなことでお困りではないでしょうか?」と聞いたところ、「それ、困っていたんだ!」とお話をいただき、新規案件を受注!こんなふうに、お客様にも社内の皆さんにも喜んでもらえたことがありました。そんな私の営業スタイルを受け止めてくれることが田中衡機の社風であり、会社の皆さんに感謝しながら、お客様へより良い提案ができるよう日々奔走しております。
田中衡機の営業の仕事には「見積」「受注」「施工管理」など幅広い業務があります。それを見事にこなしている営業の諸先輩方、貪欲に学ぶ姿勢を忘れない若手の皆さん、日々着実に成長している新人の方々、皆さんが本当にスーパーマンなんです。その優秀な皆さんがよりよい仕事をするための環境づくりも、私のやりたいことの一つ。これに関しては、毎日Try & Errorの繰り返しです。私は、どんな方でも 少なからず何らかの「強み」を持っていると考えています。そのため、成果の差異は、その強みを発揮できているか、できていないかの違いでしかないと思います。私自身、今の上司が自由に挑戦させてくれたおかげで成長できましたし、失敗を恐れずチャレンジさせてくれる社風は、これからも大切に引き継いでいきたいと考えています。個々の持っている能力を発揮できる組織にするためには、それぞれの資質や強みを見極めてサポートすることが重要。そこを間違えないよう、私自身の成長はもちろん、いつか、社内の多くの方から「自由に挑戦させてくれたおかげで成長できました」と言ってもらえるよう、これからもTry & Errorを続けます。
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畜産事業部 | 宮本 柊助
ニッチな業界。
だから難しくて面白い。畜産事業部|宮本柊助
試行錯誤した2週間で、
タナカを体感した。入社を決めた理由は2つです。
1つ目は、企業と大学の合同インターンシップが面白かったから。新潟大学では、企業と大学の合同インターンシップがあり、私はそこで田中衡機工業所を知りました。インターンシップでは当社のある製品を東南アジア諸国で広めるワークに取り組みました。2週間の中で、いろいろなアイデアを出して試行錯誤したことが特に印象的で、他のどのインターンシップよりも熱心に頑張ったことを覚えています。
2つ目は、専門的な知識が必要な難しいことに取り組みたかったからです。それなら、広く浅く商品を扱っている会社ではなくて、ある製品を集中的に作っているメーカーが一番だと思い、ハカリというニッチな業界の田中衡機工業所を選びました。ただ販売するだけじゃない。
もう一段上へ。私は今、畜産事業部に所属し、営業活動や新製品の企画に取り組んでいます。畜産事業部とは養豚農家向けの計量器だけを専門的に扱う部署で、既存顧客(主に販売店)への営業はもちろん、既存製品の改良や新製品の提案などにも取り組んでいます。重要なのは今ある製品をただ販売すればよいということだけではなく、現場の声を聞きながら新たな製品・サービスを考え、田中衡機の畜産部門を成長させること!
だからこそ、当面の目標は、提案ができる営業になることです。お客様の要望通りではなく、さらにもう一段上の提案ができるようになりたいです。そのためには製品知識とお客様のいる業界についての知識が必要だと思うので、勉強を欠かさずにしていきたいと思います。 -
生産管理部 | 森口 奈緒美
私の仕事は、受注するところから、出荷するところまで、製造工程を管理する仕事。設計から上がってきた図面をチェックして、工場にパスを出したり、組み立てに必要な資材の注文をお願いしたり。はかりが出来上がるまでを見届ける部署です。自分で直接モノを仕入れたり、ハカリをつくったりするわけではありませんが、必ず納期に間に合うように、そして、みんなが気持ちよく仕事ができるように全力でサポートします。そこで重要になるのが、コミュニケーション。心がけているのは、「あの製品は順調?」などの会話からコンディションを読み取ること。メールや電話では伝わらない部分も、直接会話することで伝わることもある。だからこそ、私は一日に何度も工場に足を運びます。さまざまな部署の間に挟まれるので、気にかけなければいけないことも多いですが、コミュニケーションでTANAKAを動かす大事な仕事だと感じています。
産休、育休、時短勤務。入社してから2回、利用しました。「産休が明けたらすぐ戻って来い」とか、「戻ったらお前の居場所はないぞ」なんてことを言われる会社も、世間にはまだあるようですが、TANAKAは、真逆。しっかりお休みをいただき、すんなり復帰できました。子どもが体調を崩して急に休むことになっても、何一つ文句を言われたことはありません。むしろ、休みを取らずに、怒られたことさえありました。「仕事は代わってあげられる人はいるけれど、お母さんは誰も代われないんだよ」と、そういって叱ってくれた人は、私の元上司。すでに定年退職されたのですが、定年まで、仕事と家庭を両立させて、バリバリ働いていました。50を超えても60を超えても、現場で活躍しているスーパーお母さんが、TANAKAにはたくさんいます。私も、スーパーお母さんを目指して、仕事に子育てに奮闘中です。
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開発部 | 丸山 浩
開発だって、
経営に提案する開発部|丸山 浩
「お金」と同じように
「重さ」も世界を動かしている。ここで働き始めるまでは「はかり」の重要性をそれほど深く認識していなかったのですが、世の中の取引の根底を支えている存在だと知りました。言い換えれば「お金」と同じように「重さ」も日々、世界中を動かしているんですよね。そうした社会的存在意義のある製品に携われることに誇りを感じます。
現在はIoTを通してこれから世の中に生み出そうとしている新製品の研究・開発を担っています。小さな頃から商品やモノの仕組みが気になる性格で、よくいろんなモノを分解していました。大学は、地元の新潟大学工学部機械科へ。自分が就職活動をするときは世の中がIT社会へとシフトしていく時期。はじめは自動車業界に就職して装置開発を担当、その後2社目では、放送業界の設備機器の開発にも携わりました。仕事内容は同じでも、
タイプによってハマる会社が違う。プログラミングという仕事内容はいずれも変わらないのですが、3社を経験して、それぞれに違いを感じるのは業務範囲と社風です。1社目の自動車業界は業界としての成熟度も高いため、業務が細分化されていて、仕事の責任範囲が明確でした。何事にも上長の許可が必要でしたが、じっくりと専門性を磨きやすい環境だったと思います。2社目は人数も少なかったので、開発以外も全て一人でやる、個人商店的な色合いが強かったですね。総合的な馬力を培うには良い環境だったかもしれません。
そして今、田中衡機工業所は、ちょうどその中間に位置している感覚です。開発技術者の責任を全うながら、経営側に「こうじゃないか」「これを試したい」と主体的に発信していく。「はかり」をIoT化するという大きなビジョンはありつつ、正解が見えているわけではないので、経営陣が示したアイディアを形にするのではダメなのです。新しいこと、面白いことに、どんどん挑ませてくれる。もちろん、なんでもOKではなく、この先に田中衡機工業所の未来があるからこそ、おもいきって開発に投資しているわけです。その想いに報いるためにも、よしやるぞ、がんばらねばな、と思いますね。 -
製造部 | 馬場 大輔
出身は農業高校。TANAKAの説明会に行った時点で、ここに就職したいなと思い、1社目で決定しました。決め手となったのは、先輩方の働いている雰囲気。温かくて、働きやすそうだなという印象でした。入社後は、製造部門を担当しており、小型と中型のはかりの組み立てをメインで担当するほかにも、調整検査や梱包などの作業をしています。図面を元にはかりの形にしていく組み立て作業。最初は先輩が組み立て作業するのを見ながら、仕事を学んでいきました。工具の使い方や基礎的な組み立てを学び、慣れてきたらまた一段階難しいはかりの組み立てを、という風に、段階を経て仕事にチャレンジできるのがいいところです。忙しいなかにも、組み立てが上手くできた時や、今まで一人でできなかったことができるようになると、達成感がありますね。わからないことはすぐに先輩方に聞いて、写真や文章でメモを撮ったりしながら、一つずつ仕事を覚えています。TANAKAはオーダー品を含めると本当に製品数が多いので、日々、新しい製品の組み立てを体験できて新鮮な毎日を送っています。
TANAKAは100年以上の歴史ある企業なので、組み立てなどは「THE・職人」という頑固オヤジをイメージする人もいるかもしれませんが、みんな優しい人ばかり。誰かが困っていたり、落ち込んでいたりすると、必ず声を掛けてくれます。違う部署に行った先輩でも、気軽に技術のことを質問させてもらえますし、教えていただく機会にはとても恵まれています。ゴミ掃除をしていると、必ず手伝いにきてくれますし、雑用は後輩に任せればいいやという人は誰もいないんです。これはTANAKAの社風そのもの。自分もそのお手本となれるように、気配りを忘れずに仕事をしていきます。当面の目標は、まずは工場で扱う製品を全部組み立てられるようになること。今、できることも少しずつ増えてきているので、これから入ってくる後輩たちにも、自分が先輩方にしてもらったように、丁寧に仕事を教えることができればと思っています。あとは、入社して以来、尊敬している人物がいるので、その人に少しでも近づくことができればいいですね。誰かは内緒なのですが!
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技術(設計)
注文いただいた製品の内、設計が必要なもの、カスタマイズが必要なものについて、新規図面を起こしたり、新しいプログラムを作ったりしています。他に開発業務もあります。
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資材
お客様の要望に沿い、技術部で設計された秤を製作するための材料・部品の調達の他、工場で使用する副資材や消耗品の仕入れが主な業務です。また、購入先と価格交渉を行い、原価削減を常に心がけています。
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品質保証
製品がお客様の要求しているものか、また計量法にのっとった検査を行い、基準に適合した計量器か確認します。クレーム情報から品質改善のため、内部に情報をフィードバックし、品質向上に努めます。
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発送
小さな部品から大型秤まで、様々な品物を梱包します。大型秤や特殊な産機品などは、サイズに合わせた木枠を組みます。大事に作り上げた製品が無事にお客様のもとへ届くよう、丁寧に梱包し、出荷しています。
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サービス
完成した田中のはかりの設置や、はかりがはかりであるための検査やメンテナンスを行っています。お客様と身近に接する機会が多いため、笑顔とプロ意識を持って対応しています。
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営業
精度や信頼性の高い計量器を、色々な工場や物流拠点、発電所などへ提案します。昔からのお客様や販売店様へ製品提案をしたり、新しい市場開拓も行います。
また、製品納入後は、計量器の精度がきちんと維持されているか等、フォローアップも大切な仕事です。
計量器は、お客様の事業活動になくてはならない存在です。お客様に寄り添い、サポートすることで、新たな製品開発につながるニーズ、アイディアも生まれます。はかりの営業は想像力が必要な仕事です。田中衡機が目指すのは、計量・計測のトータルソリューション企業。はかりというハードだけでなく、システムといったソフトもセットで企画・提案できるのが、面白いポイントです。また、はかりは産業のインフラ。あらゆる業界になくてはならない存在のため、多種多様な業界・企業の現場を経験することができ、幅広い知見も身につきます。
TANAKAのお客様の業界は、第一次産業から第三次産業まで多岐にわたります。そのため、好奇心をもって知識を身につけ、失敗を恐れずにチャレンジできる方を歓迎します。120年以上の歴史を持つ老舗企業ですが、心はベンチャー。チャレンジした上での失敗を責める人は、この会社にはいません。何にでも挑戦できる土台が整っています。
1日の仕事の流れ
キャリアマップ
目の前のお客様の課題に向き合い、ニーズに合ったはかりを提案する。業界や時代に向き合い、新たなはかりの可能性を模索する。はかりでできる課題解決をどこまでも追求し続けます。
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技術系
- デバイス
開発 - はかり本体の設計、はかりの重量を表示する「指示計」の設計はもちろん、基板やIoTデバイスの開発も行います。
<主な業務内容>
指示計開発
通信システムの開発
新しい計量システムの開発
基板設計
ファームウェアの開発
MATLABを使用したデバイスのソフト開発 - 機械制御
- 計量システムの制御盤を構築するための、回路図やラダープログラムを作成します。
<主な業務内容>
ラダー作成
制御盤の設計 - ソフト
- TANAKAのソフトの分野は主に3つ。計量器のデータ処理システムはもちろん、IoTシステム、クラウドシステムなども開発しています。
<主な業務内容>
データ処理システム開発(計量システム・管理システムWebシステム)
走行計量システム開発
IoTシステム開発(センサー連動・Android/iOS・AI画像認識)
AI開発
クラウドシステム開発(AWS関連全般) - フィールド
エンジニア - ユーザー様のところへ出向いて、計量器の取付や修理、点検を行います。
<主な業務内容>
お客様への取り扱い説明
トラックスケールの取り付け
計量器の定期点検
故障した計量器の修理
時速100㎞以上で走行するトラックを計量できる技術、揺れる船の上でも正確に測ることができる技術など、新しいもの、世の中にないものを生み出す達成感があります。TANAKAの製品は、第1次産業から第3次産業まで、幅広い業界で「なくてはならない存在」ですので、技術開発を通して社会に貢献できているという実感を強く得られる仕事です。IoTやAIなどの新しい技術も取り入れながら、いちはやくお客様のニーズに対応することができます。
一番大切なのは、使う人のことを思いやり、考え抜く姿勢。お客様の目線に立って製品・サービスを開発できる方を歓迎します。その姿勢を持ちながら、新しいサービスを提供することや、仕組みを考えることに喜びを感じる人には、とても合っている仕事です。
1日の仕事の流れ
キャリアマップ
はかりの品質や性能を上げ、可能性を広げるテクノロジーを、どこまでも追求し続けます。
- デバイス
これまで産業の基盤を守ってきたはかりという製品に、IoTの技術を最大限活用することで、産業を進化させていくこと。それによって、労働人口減少やデータ捏造などの社会課題を解決していくこと。はかり屋だからできることを、私たちはとことん追求していきます。
さまざまな分野で世の中に貢献している、
はかり×IoTの取り組みをご紹介します。
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トラックスケールとは、トラックがまるごと載ってはかる巨大な秤のこと。トラックスケールがはかるのは、工場で使う材料の重さや出荷品の重さ、ゴミ処理場なら受け入れるゴミの重さ、発電所なら燃料の重さ、飛行場なら積み込む前のカーゴの重さ、など。様々な場所で活躍するトラックスケールですが、もし故障したら、荷物を出荷できなくなるなど日常の業務が止まってしまいます。
近くのトラックスケールならすぐに修理できますが、離島など、すぐに駆けつけることのできない場所にあるトラックスケールだったら、修理完了まで何日もかかってしまいます。
どんな場所にあるトラックスケールでも、インターネットを介して故障の兆しを確認できたら、故障する前に修理が可能になる。そんな夢を、IoTセンサーを使った田中のトラックスケールが実現しています。 -
「豚の体重は、作業員が豚を秤に引っ張ってはかるもの」。この概念を一新したのが田中のオートソーティングシステム「デジトンDT」。
豚の大群飼育場で、餌場に行く通路に「デジトンDT」を設置すれば、豚は自分で体重を測定してから餌場に行きます。デジトンDTには出口が二つあり、豚を振り分ける機能があります。出荷体重を満たしていなければ餌場への扉、出荷体重を満たしていれば、出荷場へ扉が開くようにできます。さらに、現在デジトンDTにカメラを取り付け、健康管理や、肉付きの変化を記録し、豚の成長と餌と環境の影響を調査する取り組みを行っています。体重データ、環境データ、画像データ、などなど、いくつものIoTセンサー情報をクラウドにアップし、AIが最適な飼育方法を提案。そのようなシステムの開発を目指しています。
「食」の問題に直結する生産現場の課題を解決し効率化していくことで、食の安全、安定供給にもタナカIoTが貢献していきます。 -
食品製造現場において、温湿度や重量など様々な数値の計測・管理を行うことは品質を保つうえで必要不可欠です。例えば、酒蔵では酒の元となる麹を作る重要な工程があります。蒸した酒米に麹菌をふりかけ、何時間もかけて麹を育てます。従来は、麹ができあがるまで職人さんが、室温や湿度を経験で調整するのが当たり前でした。
現在では、温度や重量が適切に保たれているかどうか計測する設備を導入されているお客様が多いですが、1時間に1回、事務所から製造現場までその都度、温度や重量を確認しに行かなければなりませんでした。
そこで田中衡機は、既存設備をIoT化することによって現場の温湿度等のデータをスマートフォンやパソコンでチェックできるようになるシステムを提案しました。このシステムを導入すれば、現場から離れた事務所からでも、温度や水分率をモニタリングできるようになります。このように、既存設備をIoT化する事を「レトロフィット」と言いますが、既存設備を活用することで、コストを抑えながら省力化に貢献します。 -
過積載車両による人身事故や道路の破損は、多くの国で未だ深刻な社会問題になっています。田中衡機の工場があるベトナムでも、過積載車両が引き起こす事故によって、人の命が奪われるという事故が発生していました。
田中衡機では、「悲惨な事故を少しでも減らしたい」との思いから、道路を走行している過積載車両をリアルタイムで検出する「走行計量(Weigh In Motion)システム」を提案しました。このシステムは、道路に計量機(WIM)を埋め込むことで、①WIMを通過する車両重量を瞬時に計測、②カメラで車の前後の車番を自動認識、③認識した車番から運輸省のデータベースを照合し、空車時の車重を確認、④通過時の重量と空車重量から過積載か否かを判定します。①~④までにかかる時間は1秒以下。WIMの数キロ先には警察が待っていて過積載車両を取締まる、といったシステムです。
WIMシステムは、いつでも過積載車両を取り締まれるように、24時間365日正しく動き続けることが求められました。そこで、日本からセンサーやシステムをモニタリング可能にすることで、遠く離れたベトナムでも、毎日、正しい計量値を提供し続けています。 -
多くの漁業では、鮮度維持や乱獲防止などの観点から、海上で漁獲量をはかる必要があります。そのニーズに応えるべく開発されたのが、タナカのデジタル船上スケール。揺れる船の上で、アナログはかりよりも正確な重さを測ることができるはかりが実⽤化しました。
同時に進めているのが、この船上スケールのIoT化です。船の上で測った計量値をリアルタイムで記録し、陸上に送信できる仕組みを検討中。漁師さんの手間を省くと同時に、正確な漁獲データを集約し一括管理することで、貴重な海洋資源を守ることにも貢献していきます。
私たちがこれから実現したい、
はかり×IoTの未来です。
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現在日本にある数十万の工場では、数千万台のはかりが使われています。今後さらなる労働人口の減少で、その膨大な数のはかりの維持管理は難しくなっていくでしょう。
すでにトラックスケールをはじめ、はかりのリモートモニタリングを実用化させている田中衡機ですが、これからは、あらゆる工場で使われているはかりをIoT化し、リモートモニタリングできる未来を実現したいと考えています。さらにはモニタリングするだけでなく、メンテナンスまで遠隔で行える技術も検討中。
工場のダウンタイムを最小限にし、生産効率を劇的に向上させるだけでなく、設備担当者の負担や、急な故障対応のために工場が保管してきた大量の修理部品の数を減らす事にもつながると考えています。 -
IoT化によるメリットが非常に大きいのが、防爆用はかりです。防爆用はかりとは、危険物や引火物を扱う工場などで活躍する、爆発や火災を防止する特別仕様のはかりのこと。すべての工業用はかりには定期的なメンテナンスが義務付けられていますが、防爆用はかりの場合、エリア内の電気機器を全てストップさせ、専用の作業服に着替えてチェックを行わなければいけません。
それを、離れた場所から管理できるようにすることで、管理のコストや手間を大幅に下げることができます。また、防爆仕様ではない通常の電気機器を設置しておくこともできないため、計量結果を手書きでメモするなどアナログな手法で計量を行っているケースが多いのが現状です。計量と同時にデータが記録され、別の部屋のPCに送信される仕組みをつくれれば、作業効率も上がること間違いなしです。
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みんなが仕事に
誇りを持っていますパン屋さんで使われる小型の機械式はかりから、
空港の荷物検査で使われる大きなデジタルはかりまで、
様々なはかりで産業の基盤を守り続ける誇り。
はかり×IoTで新たな可能性を生み出していく誇り。
経験も年齢も異なる社員たちが、
それぞれ誇りを持って仕事をしています。 -
グローバル in 燕三条
タナカスケールベトナムから、
タナカの精神を学ぶため、
ベトナムの若者が来日しています。
はかり屋魂を世界に広げる一歩目は、
燕三条から始まっています。 -
地元を愛してこそのタナカ
消防団に関わる社員は公休。
地元の三条夏祭りへは会社みんなで参加。
ここまで会社が続いてきたのは、
地元のおかげでもあります。 -
なんでも受け止める
社長がいます!なんでも話を受け止める度量のある社長。
会社のこと、個人的なこと、
はたまた、はかりへの想い。
なんでもぶつけてください。
社員の想いがあるから、
タナカはどこまでもいけるんです。
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1時間単位の有休申請が可能
病院にいきたい。子どもの送り迎えをしたい。
1日かかる用事ではないけれど、
少し時間が必要なとき、ありますよね。
そんなときに嬉しい、
1時間単位の有給休暇制度があります。 -
勤続10年ありがとう旅行
勤続10年目には、海外旅行をプレゼント。
プレゼント該当の社員は10年目〜15年目の間に、
みんなで集まってベトナムへ。
タナカのはかりは海外でも活躍中です。
もれなく社長がついてきます。 -
サバティカル休暇
勤続10年ごとに10連休の取得が可能!
思いっきり遊んでリフレッシュするもよし、
修行期間にあてるもよし。
長期勤続者に与えられる、休暇理由の要らない休暇です。 -
スキルアップ支援
きみの成長が、はかりの成長です。
語学勉強のための英会話や、
はかりに関する資格の取得を全力でサポート。
社員の成長のためなら支援は惜しみません。 -
心の相談窓口
悩みや不安は、一人で抱え込まないのが吉。
タナカには、心のケアをしてくれる外部の専門家がいるので、
同僚や上司には言い出しづらい事も、気軽に相談できます。 -
遠方からでも安心 若手住宅補助
遠方にお住まいの方が
本社・東北営業所・八戸営業所配属になり、
会社近くに賃貸アパートを借りた場合には、
当社規定の若手住宅補助が支給されます。
遠いところから来る人も大歓迎です。
※東京支店・関西支店・福岡営業所配属の方には、
地域手当を支給します。 -
それぞれの社員の
都合に合わせた育児休暇家族を大切にしてもらいたい。
育児休暇やその後の仕事復帰の仕方は、
社員それぞれと相談します。
しっかり働くためには、家庭を
ないがしろにしてはいけませんから。 -
家族の数だけ家族手当
扶養家族がひとり増えるたびに、
追加の手当があります。
その手当で育った子たちが、
タナカに来てくれると嬉しいですね。
ホーチミンから車で50分ほどの距離に、TANAKAのベトナム工場があります。私は、工場の代表を務める長谷川です。英語は片言で、海外経験もほとんどゼロ。そんな私でしたが、ベトナム行きは3分以内に即決しました。 一瞬頭をよぎったのは嫁はんをどう説得しようかな、ということだけ。海外に自社工場を作るのは、TANAKAにとって初の試み。ワクワクすることの方が大きかったんです。今、ベトナム工場では量産体制も確立し、人員もどんどん増やしています。目指すは、アジアでナンバー1のはかりメーカー。アジア圏には、安価で低品質なはかりが出回り、1kgが1kgであることすら、ままならない。TANAKAが、量・質ともにナンバー1を目指すことで、誰もが公平に商売できるようになる。産業の発展にも、技術の進歩にも貢献できる。どうです?なんだかワクワクしてきませんか?ちょっとでも興味があれば、ぜひベトナムまで工場を覗きに来てください。美味しいベトナム料理、たっぷりご馳走します。
- タナカスケールベトナム長谷川 英利
TANAKAのインターンは、営業職・技術職の2つのコース。
どちらも、最終的にはベトナムでの海外就業経験が可能※。
インターンという自由な時間を使って、本気の現場で、
思う存分自分の力を試してみてほしいと思っています。
「何が起こるかわからないけど、なんか面白そう」。
持ち物としては、そんな気持ちがあれば十分です。
※ 選考あり・渡航費はタナカ負担
お客様のニーズを深く理解し、課題を解決する提案力。TANAKAがこれまで、ありとあらゆる産業やビジネスに根付くハカリをつくってこられたのは、これがあってこそ。最近では、国内にとどまらず海外からも引き合いをいただいています。
今回のインターンでは、実際にTANAKAの営業たちが日々向き合っている課題に対し、ベトナム現地の人々に混ざりながら試行錯誤していただきたいと思っています。言葉も文化も違うなかで、まさに度量試し、ですね。
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国内(新潟本社)での1dayインターン実施後、
選抜メンバーでベトナムへ。※ベトナムまではちょっと…という方は、
国内だけでももちろんOKです。 -
会社説明・工場見学・グループディスカッションを
1day(終日)にて -
- 1日目
- 東京深夜便にて出発
- 2日目
- 市内観光・現地同世代人材との交流&ディナー
- 3日目
- 会社見学・現地社員に対して自己プレゼン
課題オリエン・チーム編成・ディスカッション - 4日目
- 課題取り組み
- 5日目
- プレゼン発表会・ランチ・市内お土産買い物
- 6日目
- 早朝便にて帰国
TANAKAが100年以上に渡って培ってきた技術の力。ハカリのただしさを守り続けるだけでなく、新しいものを生み出し、新しい価値をつくることも私たちの仕事です。海外に飛び出して実際に現地で製品を開発したり、現在はハカリ×IoTの可能性にも挑戦中というところ。
今回のインターンでは、実際の現場・工場にて本気のものづくりを体感していただきたいと思っています。固定概念にとらわれず、どうにか実現できる方法を考えるのがTANAKAのエンジニア。難しいですが面白いですよ。
-
国内(新潟本社)での3daysインターン実施後、
ベトナムでも実施する可能性あり。 -
- 1日目
- 会社説明・工場見学・ディスカッション
- 2日目
- CADの操作・設計変更とそのDR(設計検証)
- 3日目
- 機器の組立・調整などの工場実務
- 初任給
- 大学院 月給/21万6000円
大 卒 月給/21万0000円
高専・短大・専門卒 月給/18万6000円 - 昇給・賞与・諸手当
- 昇給/年1回 (4月)
賞与/年2回 (7月、12月)
手当/通勤手当、家族手当、役職手当、資格手当、
残業手当、地域手当、出張手当 等 - 勤務地
- 新潟県三条市
東京都千代田区
大阪府吹田市
宮城県仙台市
青森県八戸市
福岡県春日市
ベトナム
※募集勤務地は年度により異なります。詳しくはマイナビをご確認ください。 - 勤務時間
- 新潟/8:30~17:35 (休憩時間65分)
東京、大阪、宮城、青森、福岡/9:00~18:00 (休憩時間60分) - 福利厚生
- 制 度・・・・各種社会保険
施 設・・・・独身寮(東京支店のみ)
そ の 他・・・スキルアップ支援制度、引越サポート費・
若手社員住宅補助(新潟・東北・八戸勤務の場合)等 - 休日休暇
- 休日/土日祝日※週に祝日を含む場合土曜日出勤あり
(当社休日カレンダーによる)
年末年始休暇、夏季休暇【年間休日118日】 - 採用実績校
- 新潟大学、新潟県立大学、明治学院大学、金沢工業大学、
東京電機大学、新潟工科大学、日本大学、日本工業大学、
神奈川大学、神戸大学、関西大学、近畿大学、京都産業大学、
大阪産業大学、法政大学、明治大学、立正大学、横浜商科大学、
上武大学、関東学院大学、福岡工業大学、西日本工業大学、
新潟工業短大、NCC新潟コンピュータ専門学校、
日本電子専門学校、新潟国際情報大学 ほか - 今年度採用
予定数 - 詳細はマイナビをご確認ください。